あるか、ないか。

あなたはどこにいるんですか?という一般的な質問に答えるとしよう。

学校、得意先、道ばた、家、地名、国、なんなら現実にはないところ、言説を尽くして説明したとして、

それはどこにあるんですか?と訊かれたら一瞬困らない?

例えば地球ってどこにあるのか、説明できる人はたくさんいるだろうよ。私はよく知らないけど、第なんやら銀河系のなんたらなんたらとか。

で、また訊かれる。それは、どこにあるんですか?別に宇宙科学にあかるいわけじゃないから地球とかはもういい。

 

「ある」ってなんなんな。誰が証明できるんだ。存在と不在(=無)の違いはなんだ。

あるものはなくなる。時間は認識のための道具でしかない。イエスを伝えるためにノーと言う。

飛んでいるなら降りるか落ちる。悲しみを知ってるから喜びがわかる。誰も自分の顔を見られない。色は相対化されて増え、減る。「理解とは誤解の総体である」。怒りの極点に爆笑する。生は死の約束で、死は生を助ける。

 

たくさん経験しても、勉強しても、結局なにもわからないことがわかっていくだけだから、

結論:みんな大好きだ!!!

 

ドドコの鬼武者修行

“あるか、ないか。” への2件のフィードバック

  1. オステオ より:

    自分はどうしてこの世界に生まれ落ちてきたのか?両親が性行為したからという理由の他に何かあって欲しい 誰かに出会う為、誰かと同じ次元と時間を生きる為 偶然と言われる事が必然であって欲しい この先何年生きてるかわからんがこの世に出てきた理由を悟るような出来事はあるのでしょうかね 今の所思いあたるのは…

    • ドドコ より:

      娘さんという何より大切な命と繋がれたじゃないですか。その娘さんたちだって、性行為の結果じゃなく彼女たちの人生を生きてるんじゃないかな。私は悟れる気はしないけど、みんな大好きだ、って、それだけは言えるなと思いました。オステオさんも大好き(^^)

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