トップレスミュージックとカバー活動について
トップレスミュージック略してTLMが今とても粋だとされていますが、ご存知ない方もまだ多いでしょうから解説です。
一言でいうと私がしているオケ作りの方法です。打ち込み音楽制作のことをデスクトップミュージック略してDTMというそうですが、デスクトップ不要なのでトップレス。大阪の裸絵札マチコさまにも認めてもらったネーミングなのでもうそういうことです。
まずキーボードとMTR(重ねて録音できるもの)をつなぎます。鳴ってる音をきくためにアンプにもつなぎます。
①リズムを入れます
リズムマシーンが使える方は使ったほうがらくだそうです。私はハンドメイドのあたたかみを大事にしてフィルボタンも手ずからしてます。
②ベースを入れます
間違えてリズムトラックをちょっと消してしまった現場です。でもライブで演奏できればいいので、あわてずやり直さず続行します。
③コードなどうわものの音を入れます
音色選びはこだわります。カシオキーボードには300以上音色があるのでよりどりみどりです。
半日寝かせると違うアイディアが湧いたりします。
④歌を入れます
経験上5~6杯飲んで一発録りが一番出来がいいです。
⑤マスターします
各トラックのボリュームを調整します。これが正解ってのはない作業なので、自分が好きな感じになればOK。
たったこれだけの作業で誰でもできますトップレスミュージック。パソコン苦手でも機材買うお金なくても大丈夫!こうして作ってしまえばライブ本番で歌いながら演奏するという重責から逃れられるので、思う存分歌だけに集中できます。
全行程を経たものがこれです。↓
サウンドクラウド
Tmbox
最近いろんなところで演奏させていただけるようになって、「使ってるソフト何?」とか聞かれることが増えたんですね、そういう時にこれでわかってもらえるかなって。
あと、今年に入ってから特にカバーに情熱を燃やしていまして。いろいろなことをして思ったのが、「カバーは何かのポイントで原作を越えなければならない」ってこと。原曲よりひたすら劣ったものを作るならしないほうがいい。
いい曲には必ず解釈のバリエーションがあると思っていて、往年のヒットソングだってそれを歌った人の歌い方がすべてではないし
アマチュア仲間が発表してる曲も同じで、だから「ドドコさんはこの曲のここが素敵だと思ったんですよ」ってことが伝えやすいように「私にはこの曲ってこう聴こえています」ってのを純度高く突き詰めるべきだろうなって
有名曲よりもお友達のカバーの方が割合まじめにやります。カバーした曲の出来がお仲間の原作者さんへの拍手にならないといけないって思う。
誰でも知ってる曲も、みんながまだ知らない曲も、同じように血の通った宝石みたいなもんだと思います。
私はこうやって制作できることをとてもラッキーだと思う。痛い思いが芸の肥やしになるっていうスーパーエコ最高。
偉大な歌い手さん作曲者さん、素敵な曲を作ってるお友達みんな、いつもありがとうございます。長文ですがごらんくださったみなさまありがとうございます!
さああああトリスキング飲もうかああああああ!!!
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