愛機が逝きました
どうも、平成のアナログシンガードドコさんです。
6年連れ添った録音&ミックス機材、BOSS-600がついに壊れました。
新品で買ったときには、すでに最新機種ではなかった。キーボード以外の機械に触れたこともなかったので、最初は説明書を見ながらおそるおそる触ってみたのを覚えています
最初は音を重ねる感覚がいまいちわかっていなくて、リズム・ベース・コード・うわものの4トラックだけで作ってました。拙作「となりのおうちはよく燃える」「pierrot」「理不尽爆弾」「ウサギのダンス」とボツにした数曲はこんだけしか音数ありません。
だんだんこいつに使い慣れてきたところで有能誠実なエンジニアUeda Takayasuくんとタッグを組むことができ、ドドナツクレイジーの「げすい品格」、わたくしソロ力作「バトルポップス」ができました。
私が手で弾いた音はそのままこいつに入力され、こいつからTakayasuくんに送りました。
付き合いも長くなって、泥酔しててもこいつと作曲ができるようになりました。新作「酔って候」のボーナストラック、「嘘つきの唄」は2016年の年明けに連続飲酒で死にかけてた時に、いつのまにかできていた曲です。作詞作曲録音した記憶が全然ない。
それから現在2017年、性懲りもなく新しいフルアルバムを作ろうと思ってました。尊敬する演者さんたちのカバーを主軸にした「アンハッピーラブソングス」。
あいつと一緒にデータも死んじゃったのでもう上げます。
まず手掛けた山口の天使デュオSellaさんの「Only You」、私この曲好きだからとにかく勢いで作ったんですが、自分としては全然納得いかなかったんです。だから一から作り直すつもりで違う曲を先にやろうって思って。広島のearsyさまの「私の部屋に入るなら」をやろうと思って、アレンジもけっこう考えててバイト先から意気揚々と帰って電源を入れたら、大事なあいつが、最近作った数曲のデータと一緒にご臨終でした。
アマゾンであいつの兄弟を探したら、買ったときの10分の1以下の値段でした。
だから兄弟をその値段で買いました。私は限界までこいつをまた使ってやる。
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