町田先輩が、酒をやめてしまった!!

どうも、元地下アイドル:ドドコさんです

町田康って作家さんがいるでしょ、作家というかミュージシャンというか。
わたくし十年以上前からこの方の本の大ファンでして
二十代の頃のわたしは、町田パイセンの真似をして焼酎をがぶ飲みし始めたんですが

最近お書きになった本を読んでぶったまげました。パイセン、酒やめちゃった

割と声出して笑いながら読んだんですが、後半泣きそうになった( ;∀;)

「酒を飲みたい」という正気の自分と、「酒をやめる」という狂気の自分が闘っているの話とかやばかった

※以下「飲酒」というのは、普通にお酒を楽しむことじゃなくて、わたしやパイセンのように、記憶をなくすほど毎日大量に飲むことを指します

内容としては、酒をやめたいけどやめられない人に向けた、やめた方がいいと思うよ、がんばれよという話かなと思いました。
断酒を勧める本ってね、飲む=悪 / 断酒=善 みたいな構造のがほとんどで、ちょっとわたしは苦手なんですが
「これは良いこと」「これは正しい行動」みたいな表現がわたくし嫌いでして
断酒本ってだいたい、『断酒には〇というメリットがある。だから良い』『飲酒には〇というデメリットがある。だから不適切』みたいな書き方なんですよ
そういうの読むと「いや、何にでもメリットとデメリットあるだろ」「正しいとか良いとかの判断は個人差だろ」とか、「ごまかしたような書き方しやがって説得力ねえわ」ってなっちゃうんですね

この本はごまかしてないと思った。
酒を抜きながら、町田パイセンが本気で飲酒 / 断酒のメリットとデメリットを考え尽くしたんだと思う
最初から最後まで、「飲みたい理由」がたくさん出てくる。「飲んでいたいのは当然だ。だって〇〇だから」
そして、その理由をひとつずつ理詰めで潰していって、「飲みたい気持ち」は理屈も何もないただの話のすり替えだという結論に達する。わたしは感動した。

後半は、断酒で結果的に得られたメリットの羅列。理論的に「飲みたい気持ち」が矛盾してると示されてからのメリット開示はやばい。酒やめたくなってくる。

そして最後、ここが泣きどころなのだが、

断酒しようが酒を飲もうが、つまんなくて寂しいのは変わらない

って言いきっちゃっているwww
以下は引用じゃなくて、わたしの脳内でパイセンが語りかけてきたような気がしたメッセージです
別に酒やめたからって、劇的に人生良くなったりしねえよ。でも飲んでても何も良くならねーよ。しかも、飲むことをふわっとダンディズムめかしてごまかしてるけど、それって自己評価と自分の実態が乖離してるからつらいだけだろ?飲んでも解決しねーからその構造をきちんと見定めようぜ。見定めても別に解決はしないけど。まあがんばれよ

現金なもので、これ読んでから飲まない日が増えています。パイセンありがとう。

ドドコの鬼武者修行

“町田先輩が、酒をやめてしまった!!” への1件のコメント

  1. […] 先日、町田康パイセンのご著書を紹介したわけですが 町田先輩が、酒をやめてしまった!! […]

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